【競艇】2019賞金王GPを振り返る

2019賞金王グランプリボートレース結果

競艇界において最もビッグなレースである賞金王GPが終わり新年を迎えました。

当然競艇ファンの間でも最も賑わいを見せるレースであり場外売り場には普段見かけない顔ぶれも多 く人ゴミをかき分けながら舟券を購入するという光景でした。

皆さんは笑えましたか?泣きましたか? 私は有馬記念さえ無ければ笑えました(笑)

アーモンドアイ着外…つくづく勝負事に絶対は無いと思い知らされたレースでした。

 

そして本題の競艇ですが今回の賞金王GPは選手の心理面なんかを読む事で展開を読め、的中できたレースもあり、私が常々唱えている「レースの展開を読む」という事の参考になればと思い振り返りながら紹介してみたいと思います。

 

トライアル最終日

賞金1億円をかけたGPの予選最終日のこのカード。

このレースの答えは選手の置かれている状況と過去のレースから答えを導き出す事ができたレースでした。

このメンバーには次の日に控えたGPのポールポジションである1号艇に乗れる可能性がある選手が二人います。

一人目は毒島誠選手で条件はこのレースで4着以内に残る事。

二人目は石野貴之選手で条件はこのレースで1着を取り、尚且つ毒島選手が4着以下の着を取る事。

 

この条件から私は石野選手は毒島選手より内枠には入らず、まくり攻めをするとの予想に自信を持っていました。

スタート展示

ちなみにスタート展示はというと前付けに動いた菊池選手に対して抵抗した石野選手。

 

しかし私は本番レースで石野選手は菊池選手を内枠に入れ進入を深くしダッシュスタートをすると確信があり、石野選手からの総流しの舟券で勝負しました。

トライアル最終日の結果

そして結果は本番レースで石野選手が菊池選手を内に入れ、深くさせた進入を利用しまくり切るという展開も予想通りはまり、見事的中できたレースでした。

 

なぜ石野選手が外枠にまわりダッシュするという予想に確信を持てたのかというと、過去のレースに答えを見つける事ができたからです。

 

それは2017年GPのトライアル最終日

この時の石野選手は予選間に成績を残せず1着条件でGP進出という条件でした。展示スタートでは前付けにくる松井選手に対抗し2コースを主張したものの本番では外枠にまわり、深くなった進入を利用し見事なまくり勝ちを納めました。

 

この過去のレースの記憶と、毒島選手をまくらなければ1号艇に乗る事ができないという石野選手の状況から的中する事ができたレースでした。

このレースでは序盤でのモーター機力出しに苦戦していた石野選手ですが、キッチリ仕上げてきたような印象を持ち、まだGPを優勝した訳でも無いのにウイニングランでガッツポーズを見せた石野選手を見て、私は明日のGPは石野選手の頭は磐石だと思いました。

そして運命のGP最終日を迎えるのです。

GP最終日

GP6度目の挑戦にして初めての1号艇に乗る石野選手。そして舞台は走り慣れた地元住之江。

前日の勝ちっぷりから舟券勝負をするなら石野選手の頭からと決めていましたが…この組み合わせのメンバーを見て展開予想が見えたので勝負レースとする事にしました。

 

更にこのレースを勝負レースとした後押しに人気している毒島選手が消える可能性が高いとの展開予想が出来ていたからなのです。

それでは各選手の特徴、機力相場等、私なりの見解を述べてみたいと思います。

 

まず各モーターの私なりの見立てですが

桐生>石野>毒島=白井>瓜生>吉川

という順に私には見えていました。

 

住之江Wエースモーターと呼ばれた78機を抽選で引き当てた桐生選手が足では上位、次いで日毎に仕上げてきて前日は見事なまくり勝ちを納めた石野選手との見解です。

各選手の特徴

1号艇 石野貴之

SG優勝8回と大舞台のプレッシャーにとにかく強い印象の選手。

このコメントからもスタート遅れる事は考え難くイン戦信頼予想。

2号艇 桐生順平

選手間でも旋回力に定評のある艇界トップクラスのターン巧者。全速ターンとも呼ばれレバーを握って回るタイプの選手。

2コース時もどちらかというとスピードを落とし鋭角に回るよりは握って回る印象。

3号艇 毒島誠

桐生選手と同じタイプのターン巧者。今回のグランプリに年間賞金ランキングトップで迎え、前日に4着以内を確保できていれば1号艇に搭乗していたはずの選手。

故に今回は1着のみを狙った攻めをしてくると思われます。

4号艇 白井英治

記念レースの優勝戦で見ない事が珍しいほど常に着をまとめてくるレーサー。若い頃は果敢に1着を狙ってくる選手でしたが、最近ではスタート抜けない限りは無理な攻めをせず、差しハンドルで連絡みしてくる印象。

特に2,4コースの連対率が高く差し巧者。 一時は無冠の帝王とも呼ばれ多くのSG優勝戦の1コースで勝てず若干プレッシャーに弱いタイプの選手。

5号艇 瓜生正義

白井選手と同様ベテランの域に達したレーサー。整備力に定評があり今回も日に日に着を上げて優出。 2コース連対率が毎年トップクラスの成績を残しているようにどちらかというと内枠巧者。 今回は5コースという事もあり白井選手が攻めて展開を突きたい所ですが白井選手が無理な攻めをしないタイプの選手のためまくり差しで連絡みを狙ってくると思われます。

石野選手、桐生選手とはモーターの差から内枠のスタート遅れ等が無い限り頭までは厳しい見解。

6号艇 吉川元浩

メンバー最年長のベテランレーサー。大阪支部と近い兵庫支部の選手であり、大阪支部のド ン松井繁選手ととても親交の深い選手。 果敢に攻める選手であり今回も6コースという事から強引な前付けをしてくる可能性も考えられますが1号艇が大阪支部の石野選手という事もありどう動くか。 展示スタートを注意しておきたい選手。

展開予想と買い目

このレースの展開を予想するにあたりキーマンとなるのが3コース毒島選手です。上記の理由により1着のみを狙ってくると思われる毒島選手の1マークはまくり差しを狙ってくると思われます。

何故なら大舞台に強い石野選手がスタート遅れる事は考え難く機力でも石野選手が上。そうなるとまくり切る事は考え難くなるからです。

 

その毒島選手のまくり差しに対抗するのが2コース桐生選手。握って回るタイプという事はまくり差しに強く、更には機力は今回のメンバーでトップの見立て。

 

以上の理由から毒島選手のまくり差しは不発に終わるとの見解ができます。 よって買い目の本線は石野選手がスタートを決め、桐生選手が毒島選手を弾きながらの1-2 。

抑えに桐生選手が毒島選手を弾く隙をついての1-4 1-5 展示で吉川選手が強引に動く気配が見られなかった事から私は 三連単 1-2-4 1-2-5 二連単 1-4 1-5 三連単の1-2-4に最も振り分け二連単は抑えで勝負です。

 

結果

まくり差しにきた毒島選手は桐生選手のターンで外に流れ、内を走った白井選手の3着で本線的中! 桐生選手の艇先がかかり危ない所でしたがなんとか逃げてくれました。

毒島選手が人気する事から想定オッズは10倍くらいあると思っていたのですが… なにはともあれ一年の締めくくりレースを的中させ新年を迎える事ができました。 今年はどんな顔ぶれの選手が1億円をかけてGPに挑むのでしょうか?

日々選手の研究を怠らず年末に備えたいものです。 有り難うございました石野選手。