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前付け選手がいる場合のレース展開の予想方法
競艇における荒れるレースとなりやすいリスク要因について。その中でもかなりのハイリスク、「前付け」についてお伝えします。
前付けとはどんなものかから始まり、前付けする選手がいると、レースがどうなりやすいのか等について、レビューしていきます。
リスクがどういった展開を生みやすいのか知る事は、競艇の予想力を養うことにつながりますので、どうぞ最後までご覧ください!
前付けとは?
競艇は基本的には6艇で競走します。
また何号艇で走るのかは、前日に決まります。
しかし、競艇は前日に何号艇かは決まりますが、その番号通りのスタート位置が決まっているわけではありません。
つまり、走るコースが決まっているわけではないのです。
そのため極端な話、6号艇の選手が、最も有利とされる1号艇に進入することだってできちゃいます。
競艇は基本的にはインコースから順を追って、番号が少ないコースであればあるほど有利とされています。
皆、有利なコースに行きたいですし、その方が成績も上昇しやすいのが特徴です。成績があがることは、多くの賞金を得ることにつながります。
なので、時には有利なコースを取り合ったりするのが競艇の進入コース争いなのです。
この外側にいる選手が自分よりも番号の少ないコースにいる選手のコースを奪いにいくことを、「前付け」と呼びます。
例えばこちら↓
こちらは、ピットアウトからコースを奪いにいくために、いち早く前づけしにいくところです。
そして、最終的にはスタートがこんな状態になります↓
5号艇が1コースに入りました。
6コースの選手が、インコースに陣取る。なんてこともできるのです。
これが前付けです!
前付けした結果の進入はどうなる?
前付けをすることで、枠番よりも若い数字のコースに進入することができるのは良いかもしれません。
しかし、逆に前付けされて、枠番よりも外のコースに進入しなくてはならなくなってしまう選手がいることを忘れてはいけません。
そうなると当然不利になってしまうので、前付けに抵抗する選手が出てきます。
進入の駆け引き
この前付けに抵抗する選手と、前付けに向かう選手同士の争い、これが俗にいう「進入の駆け引き」です。
前付けをよくする選手は自身のスタイルを貫くために、時には強引にでも前付けにいこうとします。当然、それにも抵抗する選手が出てきます。
進入の駆け引きは、基本的には自身の艇を使って前に出たり、ブロックすることになります。
しかし結局はいち早く希望する進入コースに進入し、舳先をスタートライン側に向けた選手がそのコースを獲得することになります。
助走距離が短くなる
こうした駆け引きが行われるレースは高確率で、起こし位置(スロットルを空けて助走を開始する位置)が深くなる(スタートラインから近くなる)傾向にあるのです。
起こし位置が深くなると、助走距離が十分に取れないため、ダッシュがつかない(スピードに乗り切らない)ことが起きます。
その結果、前付けした選手だけならまだしも、前付けに抵抗して自身のコースを主張した選手も、まくられる。。。なんてことが前付けする選手がいるレースに頻繁におきる現象なのです!
こちらのレースは典型的な例です↓
まず、4コースの選手が強引に前づけした結果、それに抵抗したインの選手と4コースの選手だけがすでにスタートラインに舳先が向いてしまっています。その間、まだ他の4艇は待機行動中です。
結果、起こし位置にこれだけの差が生まれます↓
そして最後、この6艇の中では、インの選手は最も成績が良く実力派の選手だったのですが、実力下位の選手に捲られてしまうという結果になってしまったのです↓
このように荒れるレースの原因であり、本命党にとっては敬遠されがちなリスク要因になり得るなのが、前付けする選手ということになります!
前付けレーサーを知りたい
それでは前付けの代表的な選手を押さえておくとしましょう。
リスクを把握しておくことで、外れをつかまされるのを予防しておく効果が期待できます!
筆者の思う代表的な前付け選手は、以下の選手の方々です↓
1)3024:西島義則選手
2)3072:西田 靖選手
3)3159:江口 晃生選手
4)3265:今村 暢孝選手
5)3473:石川 真二選手
6)3623:深川真二選手
以上が代表的な選手です。
実を言うと、頻繁に前付けする選手はまだまだいます。
先に申し上げた通り、前付けすることは、捲られるリスクが格段にあがるため、有利なコースを走れる一方、捲られて成績を落とすリスクもはらんでいることは事実です。
しかし今回挙げた6名の選手は、前付けして捲られるリスクをおかしつつも、そのリスクを回避して、上位の成績を修める技術を持った選手たちです。
前付けする選手たちことを通称「イン屋」と呼ばれたりもします。
そうしたイン屋の中でもトップレベルの成績を誇る彼らを是非覚えておいたほうがよいでしょう。
イン屋の敬称は「インファイター」だと筆者は思っていますが、まさに彼らは、「ミスターインファイター」です。
前付けはやっぱり荒れる?
インファイターは荒れる要因であるため、本命党にとってはインファイターのいるレースは敬遠した方がよいでしょう。
一方、穴党の方にとってはむしろ好都合でしょう。高配当を狙ってみるのも一つかもしれません。
一方、彼らのようなレースをかき乱す選手がいるからこそ、競艇は面白みを増すという意見もあります。
「全てが枠なり(枠番通りの進入)だと、つまらないだろう」と、上瀧ボートレーサー選手会長が言っていたという噂を耳にしたこともあるくらいです。
かくいう上瀧選手も、インファイターでしたが笑。
いずれにしても、前付けすると進入が深くなり、捲られやすくなること、
そして上位級の選手でも逃げるのが難しくなる可能性があがるということは、覚えておくべき事実です。
さらにインファイターの顔ぶれを把握しておき、今後の必勝予想の攻略に活かしましょう!