競艇のフォーメーション買い方とマークシート記入の基本
競艇で舟券を買う際、フォーメーションは効率よく複数の組み合わせを選べる方法です。マークシートへの記入方法もポイントとなります。
フォーメーションとは異なる買い方との違い
競艇の舟券購入方法にはさまざまな種類がありますが、フォーメーションはその中でも柔軟に買い目を組み合わせられるのが特徴です。たとえば、ボックスや流しといった買い方もありますが、これらは選んだすべての番号の組み合わせや、一つの番号から他すべてへの組み合わせを押さえるものとなります。
一方、フォーメーションでは並び順ごとに選手番号を自由に指定できるので、「1着は1番と2番、2着は3番と4番、3着は5番と6番」など、細かく買い目のパターンを作ることができます。これにより、余計な組み合わせを減らしつつ、自分の予想に合った買い方ができるのがフォーメーションの魅力です。
フォーメーションを使った舟券の代表的な例
フォーメーションを活用した舟券の買い方にはさまざまなパターンが存在します。例えば、3連単で「1着：1・2、2着：3・4、3着：5・6」というフォーメーションを組んだ場合、1着には1番か2番が来て、2着には3番か4番、そして3着には5番か6番になるパターンだけを購入できます。
また、2連単でも「1着：1・3、2着：2・4」とフォーメーションを使えば、無駄な組み合わせを省いて効率的に買い目を押さえられます。以下のように、フォーメーションを使うと自分の予想に応じた買い方が可能です。
- 1着：1 2着：2・3 3着：4・5
- 1着：1・2 2着：3 3着：4・5
このように、フォーメーションは自由度が高いため、予想の幅に合わせて柔軟に舟券を購入できます。
フォーメーションをマークシートで記入する手順
フォーメーションで舟券を購入する場合、マークシートへの記入方法にはいくつかのポイントがあります。まず、舟券の種類（2連単や3連単など）を選んだら、1着・2着・3着それぞれの欄に、該当する選手番号をマークします。
たとえば、3連単フォーメーション「1着：1・2、2着：3・4、3着：5・6」の場合、1着欄に1と2を、2着欄に3と4を、3着欄に5と6をそれぞれ塗りつぶしていきます。マークシートによっては「フォーメーション」として分かれている場合もあるので、現地の案内や記入例を参考にしましょう。記入ミスを防ぐため、ゆっくりと手順を確認しながら記入することが大切です。
フォーメーション舟券の点数計算とコツ
フォーメーションを使って舟券を買う場合、点数が多くなることがあります。無駄を減らし効率よく買うためのコツを押さえましょう。
2連単と3連単の点数計算方法
フォーメーション舟券の点数は、選んだ番号の組み合わせによって決まります。2連単の場合は、1着に選んだ数×2着に選んだ数が基本ですが、同じボート番号を1着・2着の両方に選んだ場合、その重複分は除外されます。
たとえば、1着に「1・2」、2着に「2・3」を選んだ場合、組み合わせは「1-2」「1-3」「2-3」ですが、「2-2」は成立しません。同様に、3連単では「1着の数×2着の数×3着の数」から、重複や同じ番号が並ぶパターンを抜いた数が実際の点数になります。計算に不安があるときは、手元で一度書き出してみると間違いを防げます。
点数を絞るためのフォーメーション活用術
フォーメーションは多くの組み合わせを押さえられますが、点数が多くなりすぎると負担が大きくなってしまいます。そこで、的中させたいパターンだけに絞る工夫が必要です。たとえば、1着だけは絶対にこの選手と決めて、2着・3着に数名ずつ選ぶことで点数を減らすことができます。
また、予想の精度に自信がある着順ほど人数を絞り、逆にわからない部分は人数を広げると効率的になります。自分の予想と資金のバランスを見ながら、必要な買い目だけを選んでフォーメーションを作ることがポイントです。
無駄のない買い目を作るポイント
無駄のない買い目を作るためには、必要な組み合わせだけに絞ることが重要です。欲張って多く買いすぎると、的中してもトータルでマイナスになる場合があります。まずは、予想の軸を明確にし、優先順位をつけて番号を選びましょう。
表にすると選びやすくなります。例えば、以下のように整理します。
| 着順 | 軸選手 | 相手候補 |
|---|---|---|
| 1着 | 1 | 2・3 |
| 2着 | 2・3 | 1・4 |
このように表を使いながら絞っていくことで、不要な買い目を省きやすくなります。最終的には、自分が最も期待する組み合わせを中心に舟券を組み立てることが大切です。
競艇で使えるおすすめフォーメーション例
競艇初心者から上級者まで使える、実用的なフォーメーション例を紹介します。的中率アップや勝負どころの買い方も押さえましょう。
初心者向けの買い方パターン
競艇を始めたばかりの方には、1着に本命選手を固定し、2着と3着に複数の選手を選ぶフォーメーションがおすすめです。たとえば、1着を1号艇だけ、2着と3着を2・3・4号艇とすれば、的中の可能性を広げつつ、無駄な点数を抑えることができます。
このパターンなら、予想の中心となる選手を決め、その選手の逃げや差しに期待しながら、相手の候補を広く取ることで当たりやすくなります。慣れないうちは、あまり多くの点数にならないようパターンを限定して組み合わせると、楽しみながらレースを見られるでしょう。
的中率アップを狙うフォーメーション例
的中率を重視する場合は、1着・2着に複数の本命候補を配置し、3着も広めに押さえるフォーメーションが効果的です。例えば、「1着：1・2号艇、2着：1・2・3号艇、3着：1～4号艇」といった形です。
これにより、人気選手の入れ替わりや波乱があっても当たる可能性が高まります。資金に余裕がある場合は、さらに3着の範囲を広げるのも一つの方法です。ただし、点数が多くなりすぎないよう注意が必要ですので、買い目をリスト化するなど整理を心がけましょう。
上級者が実践する勝負フォーメーション
上級者になると、展開予想や選手の特徴を細かく分析した上で、最小限の点数で勝負をかけるフォーメーションを組むことが多いです。たとえば、1着は思い切って2号艇だけ、2着も1号艇だけといった絞り方をし、3着に有力どころを複数選ぶパターンなどがあります。
また、1着と2着の入れ替えも考慮しつつ、穴狙いであえて人気薄の選手を絡めるなど、バリエーション豊かに組み合わせます。勝負どころを見極めて、最小限の買い目で高配当を狙うのが特徴です。フォーメーションの自由度を活かし、自分なりの予想理論を反映させるのが上級者の買い方といえるでしょう。
マークシートの書き方と舟券購入方法
競艇場での舟券購入や、ネット投票での手続きにはそれぞれルールがあります。マークシートの書き方や注意点を確認しておきましょう。
現地でのマークシート記入と注意点
競艇場で舟券を購入する際には、まず専用のマークシートを手に取ります。券種やフォーメーションの欄を選び、各着順ごとの選手番号をていねいに塗りつぶしていきます。数字を間違えたり、塗りつぶしが不十分だと読み取り機でエラーとなる場合があるので、はっきりとマークすることが大切です。
記入が終わったら、カウンターや発券機に持っていき、購入金額を支払います。混雑しているときは焦りやすいので、事前に予想と買い目を紙などにメモしておくとスムーズに進みます。
ネット投票でのフォーメーション入力方法
ネット投票の場合は、公式サイトやアプリから舟券購入画面に進みます。フォーメーション欄を選択し、1着・2着・3着など各着順ごとに希望する選手番号をチェックします。画面上で自動的に組み合わせが計算されるので、内容を確認したうえで購入金額を入力し、決定します。
ネット投票では、買い目の修正やキャンセルも手軽に行えるため、ゆっくりと確認作業を行うことをおすすめします。入力ミスを防ぐため、最終確認画面で再度内容を見直すことが大切です。
マークシート記入ミス時の対処法
マークシートの記入を間違えた場合、訂正用のシートや消しゴムは使えません。間違えたシートはそのまま破棄し、新しいシートに最初から記入し直しましょう。現地で分からない場合や不安なときは、スタッフに声をかけて案内してもらうと安心です。
ネット投票の場合は、間違えても「修正」や「戻る」ボタンで簡単にやり直しができます。どちらの場合も、慌てず正確に記入・入力することが舟券購入の基本となります。
まとめ：競艇フォーメーションの基本と実践的な活用方法
競艇におけるフォーメーションは、柔軟に買い目を組み立てられる点が魅力です。基本の記入方法や点数計算、無駄のない買い方を身につければ、効率よく楽しむことができます。
初心者は1着を固定したシンプルな組み合わせから始め、慣れてきたら的中率重視や高配当狙いのパターンに挑戦してみましょう。現地やネットでの舟券購入も、手順やミスに注意すれば安心して楽しめます。自分の予想スタイルに合わせて、フォーメーションを活用してみてください。
