競艇の3連単全通り購入とは何かを分かりやすく解説
競艇の3連単全通り購入は、すべての組み合わせをまとめて買う方法として、的中率を高めたい方に注目されています。ここでは、その基本から仕組みまで丁寧に解説します。
3連単全通り購入の基本的な仕組み
競艇の3連単は、1着・2着・3着になるボートの順番までを的中させる舟券の種類です。この買い方で「全通り購入」を選択すると、考えられるすべての組み合わせをまとめて購入することになります。
たとえば、6艇でレースが行われる場合、1着・2着・3着を順番通りに選ぶパターンは全部で120通り存在します。全通り買うことで、どんな結果になっても必ず的中券を持てることが最大の特徴です。しかし、すべてのパターンを購入するためには多くの資金が必要になり、投資額が膨らみやすいのが現実です。
このように、全通り購入は「絶対に当てたい」という安心感を求める方には有効な手段ですが、資金面やリターンについてしっかりと理解しておくことが重要です。
競艇で3連単全通りを買う場合の通り数と費用
競艇のレースは通常6艇で行われ、3連単の組み合わせは6艇の中から1着・2着・3着を並べる方法です。この場合、計算式は6×5×4となり、全通りで120通りが存在します。
購入費用は、1通りあたり100円が基本となります。したがって、全通りを買う場合は100円×120通り=12,000円が最低必要な金額です。もし1点200円またはそれ以上の金額で買う場合は、さらに費用が増えます。
また、「1艇が欠場して5艇でレース」といった場合には通り数が変わり、5×4×3=60通りとなります。通り数と費用は表にまとめると以下のようになります。
出走艇数 | 通り数 | 費用(100円ずつ購入) |
---|---|---|
6艇 | 120 | 12,000円 |
5艇 | 60 | 6,000円 |
4艇 | 24 | 2,400円 |
このように、レースごとに出走艇数によって必要な費用が大きく変わるため、購入前に必ず確認することをおすすめします。
3連単全通り購入のメリットとデメリット
3連単全通り購入の一番のメリットは、どんな結果でも必ず的中できる点です。レース展開が読めない場合や、どうしても的中させたい時には安心感があります。また、超高配当が出た場合には、その組み合わせも押さえているため、思わぬ大きな払戻しを狙うことも可能です。
しかし、全通り購入は費用が高くなりやすいことが最大のデメリットです。たとえば、120通りを1点100円ずつ買えば12,000円、200円ずつなら24,000円も必要となります。多くの場合、3連単の払戻金は人気の組み合わせほど低くなるため、的中しても払戻金が購入費用を下回ることがあります。
さらに、レースごとにオッズ(配当倍率)が変動するため、配当が低い時期やレースでは的中しても損をしてしまうリスクがある点も注意が必要です。全通り購入は「絶対に外したくない」という場面では役立ちますが、効率的に利益を出すには慎重な判断が求められます。
3連単全通り購入の収支シミュレーションとリスク
3連単全通り購入は必ず当たる反面、どのくらいの収支になるのかが気になる点です。ここでは実際のシミュレーションやリスクについて詳しく見ていきます。
実際に全通り購入した場合の収支シミュレーション
たとえば、6艇立てレースで3連単全通り(120通り)を1点100円ずつ買った場合、合計12,000円が必要です。このレースで配当が5,000円だったとすると、払戻金は5,000円にしかなりません。結果として7,000円のマイナスになります。
一方で、人気薄の組み合わせが的中して10万円の配当が出れば、12,000円の投資で88,000円の利益が出る場合もあります。ただし、高額配当はそう頻繁には出ません。平均的な3連単払戻金は、レースや時期によって大きく異なりますが、人気どころでは2,000円~8,000円程度となることが多いです。
このように、全通り購入は「一回大きく当てれば取り戻せる」という考え方もできますが、長期的には購入費用が高くつき、安定したプラス収支にするのは難しい傾向があります。
的中しても損をするパターンとその理由
全通り購入はすべての組み合わせを押さえるため、どんな結果でも的中します。しかし、配当が低いケースでは「当たったのに損をする」ことがよくあります。
たとえば、人気上位の選手が順当に1着から3着までを独占した場合、多くの購入者がその組み合わせを狙うため、オッズが下がりやすくなります。配当が3,000円だった場合、120通り購入していると合計12,000円の投資に対し、払戻金は3,000円のみとなり、9,000円の損失です。
この理由は、3連単全通り購入では「すべてのリスクを自分で引き受ける」形になるため、低配当の組み合わせも多く含まれてしまうからです。配当が高い組み合わせに的中するまでは、的中し続けても収支が改善しにくい点に注意が必要です。
オッズ変動やレースごとのリスクについて
競艇の3連単オッズは、レース開始直前まで変動します。これは、各組み合わせに投票が集まるほど配当が下がる仕組みだからです。人気選手どうしの組み合わせや、実力差が大きいレースではオッズが低くなりやすいです。
また、出走艇が減る特別なレースや、荒れる可能性が高いレースでもリスクが変わります。たとえば、ほとんどの人が本命サイドに投票するようなレースで全通り購入を行うと、ほぼ間違いなく損失が発生します。
逆に、天候の影響やコース取りにより波乱要素が大きいレースでは、思わぬ高配当が飛び出すこともありますが、その頻度は高くありません。全通り購入は「どの組み合わせが来ても当たる」安心感と引き換えに、費用面のリスクを常に抱える買い方です。資金管理とレース選びが非常に重要になります。
3連単全通り以外に収益を狙う買い方のコツ
全通り購入だけでなく、効率よく収益を目指す買い方も数多く存在します。ここでは、その具体的な方法や考え方について紹介します。
買い目を絞り込むフォーメーションとボックスの活用法
3連単の買い方には、全通り以外にも「フォーメーション」や「ボックス」といった方法があります。フォーメーションは、1着・2着・3着ごとに異なる艇を自由に選び、買い目を組み合わせる方法です。たとえば「1着:1,2」「2着:1,2,3」「3着:1,2,3,4」と指定すれば、的中の可能性を広げつつ、不要な組み合わせを省くことができます。
一方、ボックスは選んだ艇の中で1着・2着・3着の組み合わせすべてを購入します。たとえば「1,2,3」をボックスで買うと、6通り(3×2×1)になります。特定の艇が上位に来ると予想できる場合、買い目を絞ることで費用を大幅に抑えることができます。
この2つの方法をうまく使い分けることで、無駄な出費を減らしつつ、的中率を高めることが可能です。予想に自信がある場合は、思い切って絞り込むことも大切です。
勝負すべきレースの選び方と見極めポイント
収益を目指すためには、「どのレースで勝負するか」の見極めも重要です。まずは、過去の成績や出走艇の情報をしっかり確認しましょう。特に、実力差が大きいレースや、地元選手が有利なレースは、予想が立てやすい傾向があります。
また、波乱が起こりやすいレースを避けることも大切です。風向きや水面状況、直前の気象データなども参考にして、予想が難しいレースは思い切って見送る判断をしましょう。初心者の場合は、初日のレースや比較的出走表が整っているレースを選ぶと無理のない舟券購入ができます。
以下のようなポイントを意識すると、レース選びがしやすくなります。
- 過去の成績や直近の調子を確認する
- コース取りや展示タイムをチェックする
- 波乱が少ない安定したレースを狙う
このように、予想しやすいレースに絞ることで、無理のない範囲で収益アップを目指すことができます。
競艇予想サイトやAI予想の使い方と注意点
最近では、競艇の予想サイトやAIによる予想サービスも増えてきました。これらは過去のデータや統計をもとに独自の予想を提供してくれるため、自分の予想に自信がない場合や、忙しい方には参考になります。
ただし、こうしたサービスは的中率や回収率にバラつきがあるため、鵜呑みにするのは危険です。特に、「必ず当たる」といった過剰な宣伝や高額な有料情報には注意しましょう。予想サイトを使う場合には、いくつかの情報源を比較して、自分の考えと照らし合わせながら参考にすると安心です。
AI予想の場合も、過去の傾向を捉えるのが得意な一方で、予想外の要素には弱い面があります。最終的な判断は自分自身で行い、利用しすぎないバランスが大事です。
3連単全通り購入を検討する際によくある疑問と注意点
3連単全通り購入を始めようと考えた時に浮かびがちな疑問や、注意しておきたいポイントをまとめました。
3連単全通り購入は初心者におすすめできるか
全通り購入は必ず当たるように見えるため、初心者にも手軽に思えるかもしれません。しかし、実際には高額な費用がかかるため、初心者にはおすすめしにくい買い方です。
まず、的中しても払戻金が投資額を下回るケースが多く、資金がすぐに減ってしまう可能性があります。また、舟券購入の楽しさや予想を学ぶ機会が少なくなってしまい、上達しにくくなる点もデメリットです。
初心者の方は、まずは少ない点数で買えるフォーメーションやボックスなど、資金を抑えられる買い方から始めてみると、競艇の流れや舟券予想のコツをつかみやすくなります。
税金や払戻金に関する注意点
競艇の払戻金には税金が関わる場合があります。個人で楽しむ範囲であれば、基本的には一時所得として計算されますが、年間50万円を超える利益が出た場合、その分が課税対象となるので注意が必要です。
また、払戻金が大きかった場合、確定申告が必要となるケースもあります。税金の対象となるのは「払戻金から投資額を引いた利益分」です。万が一高額な払戻しを受けた場合は、領収書や購入履歴などをきちんと保管しておきましょう。
税金について不安な場合は、早めに税務署や専門家に相談すると安心です。
競艇で効率よく稼ぐための考え方
効率よく稼ぐためには、「的中よりも回収率」を意識する考え方が大切です。たくさん当てても、そのたびに投資額が高ければ収支はマイナスになってしまいます。
例えば、買い目をしっかり絞って余計な舟券を買わず、期待値の高い場面を狙うことが重要です。また、一度のレースで大きな金額を使いすぎないよう、資金管理を徹底しましょう。
予想や購入の記録をつけて、自分に合った勝ちパターンを見つけていくこともおすすめです。焦らずコツコツ続けることで、無理なく収益アップを目指せます。
まとめ:3連単全通り購入の特徴と賢い舟券戦略のポイント
3連単全通り購入は、どんな結果でも必ず的中する安心感がある一方、費用が高くなりやすく、的中しても損をするリスクが大きい買い方です。競艇で効率よく収益を目指すには、フォーメーションやボックスなどの買い方で買い目を絞り、無理のない資金管理を心がけることが大切です。
また、レースごとの状況やオッズを見極める力をつけ、予想サイトやAI予想も上手に取り入れながら、自分なりの舟券スタイルを作ることが成功のポイントです。全通り購入は「どうしても当てたい場面」だけにとどめ、日常的には効率を重視した戦略を意識していきましょう。