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競艇選手の特徴を覚えて展開を読む
私はいつも数人の選手の出走スケジュールをチェックしています。それは応援しているから、とかファンであるから、といった理由ではありません。
約1600人もいるボートレーサー達。当然その全てが同じレーススタイルではなく十人十色、その中でも舟券を購入するにあたりプラスになる特徴を持った選手の出走は見逃さないようにしています。
今回はその中のひとりの選手を紹介してみたいと思います。
その選手とは山口支部95期の「海野康志郎選手」です。
海野康志郎選手
3コースでまくり差ししかしない
3号艇の😂
海野康志郎は😂
迷わず買え😂
なんだけどなぁ😂#海野康志郎 pic.twitter.com/XQUMcOEhTv
— やっさんヘタレ博打師 (@yassanhetare83) January 4, 2020
そんな私にとって欠かせない海野選手の特徴とは「3コースを走る時はほとんどまくり差ししかしない」(全艇スタートが揃った時のみ)なのです。
以前その特徴に気付き、海野選手が3コース時、進入枠なり、全艇スタートほぼ揃うという条件でレースを見て統計をとった所、海野選手は10走中9回まくり差しを狙いました。
私はレースの展開を予想するにあたり3コースの選手の動きが一番大事だと思っています。
各コースごとの選手の動き
各コースごとに特徴を簡単に並べてみると
1コース→ただ回るだけ。
2コース→1コースの選手よりスリットが覗かない場合ほぼ差しハンドル。(中にはまくりを多用する選手や奇襲として行う選手もいる)
3コース→まくりもあればまくり差しもある。
4,5,6コース→まくり差しで切り込んでくる一流選手を除き、スタートでよほど抜けない限りは外を回って連に絡めない。
つまりスタートにバラつきがない場合、3コースの選手のみ展開を左右する行動を読む必要があります。
舟券を購入する上でレースの展開を読めるという事は非常に大事な事で「無駄な買い目を減らせる 」「的中率が上がる」といったメリットが思い浮かびます。
対戦型のゲームでコンピューターと対戦する場合等、相手の行動が読めれば攻略しやすいですよね?
実際にはスタートのイレギュラーも多発する競技で、そんな簡単ではありませんが大袈裟に例えればそんな感じです。
3コースの選手がまくり差しにきた場合の展開
それでは海野選手のように3コースの選手がまくり差しにきた場合の展開を考えてみましょう。
「2-1の可能性が下がる」
2コースの選手が1コースの選手を差すにはツケマイにきた3コースの選手を飛ばしながらターンする必要があるため容易に1コースの選手を差すことはできないからです。
「3コースの選手が1着の場合3-1で決まり易い」
1コースの選手が3コースの選手にまくられてしまった場合引き波の影響を受けて失速してしまいますが、内側に切り込まれて抜かされた場合は引き波の影響を受けないため道中抜かされない限りは2着に残る事が多いでしょう。
また、1-3 3-1で決まった場合は2コースの選手が3コースの選手に沈められる事から3着には4,5,6コースの選手が絡む可能性が上がるでしょう。
それでは、その展開をイメージしてみると面白い考えができるので話してみます。
「2コースの選手のレベルが高い選手になるとどうなるのか?」
ここで架空の出走表を作ってみます。(4,5,6選手は全てB1級の選手とします)
出走表A
1号艇 B1
2号艇 A1
3号艇 B1
出走表B
1号艇 B1
2号艇 B1
3号艇 A1
出走表C
1号艇 B1
2号艇 A1
3号艇 A1
(出走表B,CのA1選手はまくり差しを狙う事が多い選手とします)
この場合どの1コースの選手が一番逃げる可能性が高いと思いますか?
そう、レースの展開をイメージすれば出走表Cの選手が逃げる可能性が高いのです。
Aの場合2コースのA1選手は、他艇の邪魔をされずターンする事ができるため、ターンスピードの違いから1コースの選手は差される可能性が高いでしょう。
Bの場合2コースの選手は、3コースの選手のツケマイに対抗する技量が無いとすれば3コースの選手は外から勢いを付けてターンするため、出走表Aよりも更に、逃げる事が難しくなるかもしれません。
そしてCの場合、1コースの選手は上級の選手が争う隙にターンすることができ、スタートさえ決まればそれなりの確率で逃げる事ができると考えられます。
更にCのような出走表だと1-4の可能性が高くなるのも面白いポイントです。
基本的にスタートで抜けない限りは差しハンドルで内側に行く4コースの選手は外側にいる分、2,3コースの選手に比べ不利を受け上位の着を取る事は難しいでしょう。
しかし2,3コースが争うことによるスペースを回ることができればチャンスはあがります。
出走表を見て予想を組み立てる時、まず実力上位の選手に目が行ってしまいますが、このように展開をイメージすることで導かれる舟券もあります。
実際Cのような出走表だと2-3なんかの出目が一番人気になったりしますが、
「1コースの選手がスタートを決める」
「3コースの選手がまくり差しを狙う」
この二つの要素が重なるだけで1-4のような中穴配当が簡単に決まったりもするのです。
選手の上手い、下手だけでなく、この選手は「まくりに行くか、差しに行くか。」
そこに注目して選手を覚えていくと的中率を上げたり、普段買えない穴券を導く機会が増えてくると思いますよ。