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蒲郡競艇ナイター「ムーンライトレース」の開催時間とレース予想ポイント
蒲郡競艇場の歴史は?
全国に24か所ある競艇場の中で23番番目に出来たのが蒲郡競艇場です。
戦後の復興を目的に蒲郡市が県に開催を申請したのが始まりです。施行者は愛知県蒲郡市。以前は岡崎市との共同開催でしたが、岡崎市は2009年に事業から撤退しています。
競艇場が建設されたのは台風で壊滅な被害に見舞われた塩津地区の塩田地帯、そして、初レースは1955年8月でした。その後、伊勢湾台風で施設のほとんどが流出してしまう被害に遭い廃止の声も上がりましたが、復旧して今に至っています。
なお、愛知県には蒲郡と常滑の二つの競艇場があります。
ナイターレースは1999年にスタートします。当時は全レースがナイターではありませんでしたが、2002年には全国初のSGナイター開催が実施され、ナイターSG発祥の地と言われています。
2006年から全レースをナイターに切り替えたところ、売り上げが大幅に増加、2008年には1000億円を超える規模にまで伸び、それまで首位だった住之江競艇を超えて首位になりました。その後も売り上げは常に上位を占めています。
蒲郡競艇場のコースの特徴は?
競争水面は海水、日本有数の広いプール
蒲郡競艇場のコース概要は、競争水面はプールで水質は海水ですが、塩分濃度は低く、潮位の変化もほとんどないのが特徴です。
競争水面の広さは全国有数で、特に1マークから旋回した後のコース幅が156・7メートルと日本一広く、思い切った全速ターンが可能なコースになっています。しかも、風の影響がほとんどない穏やかな水面なので、実力の差がはっきり出るコースとも言えます。
ナイターのイン勝率は高い?
このコースの特徴は、インの勝率が意外に低いことです。
断然有利な1コースでも勝率は、どの季節でも一年を通して55%程度です。
ただ、18時以降になると1コースの勝率は急に上昇します。
そして2,3、4コースの勝率がほぼ同程度と言うことも特徴です。
これは蒲郡競艇場の広さによるものと考えられます。1マークから対岸までの長さが156・7メートルもあるため対岸にぶつかる危険性がないので、どの選手も思い切ってスロットルを握ったまま全速で旋回するからです。
このため、蒲郡はスピードレースが多くなることは勿論、向正面でもスピードに乗っているため2マークでの攻防でよく逆転が起こるのも特徴です。
これは、コースが広いことばかりでなく、海水なのに穏やかな競争水面であるのも理由の一つです。
その結果、選手の実力の差が色濃く表れます。高い旋回技術のある選手は勿論ですが、ナイターレースですからスタートの上手い選手が確実に上位になります。
更にレースの後半になると気温が下がりモーターのパワーに変化が出ます。それに対応できるようなモーターやペラの調整の出来る選手が有利になるのは勿論、特に2着、3着争いが熾烈になります。
ムーンライトレースの特徴は?
一般的にナイターレースでは昼間と比較して1コースが有利になります。
ただ、ナイターレースとは言ってもレースが開始されるのはまだ日の高い昼間です。
1Rのスタート展示は15時ですから、昼間のレースと変わりません。ただ、次第に日が暮れて照明塔に明かりが灯ると「ムーンライトレース」になります。
そして、最終レースは20時35分です。
昼間と夜間の1コースの勝率を比べてみると確実に夜の方が高くなります。
蒲郡でも1コースの勝率は平均55%ですが、ナイターになる18時以降は1コースの勝率が70%近くになります。
悪天候や冬場は1コースが不利になる
ただし悪天候や強風、冬場のコンディションでは1コースの勝率が確実に下がります。
そしてアウトコースの入着率が高く、2号艇、3号艇をしのぐ勢いです。
このように的中率の安定しないのが蒲郡の特徴です。
数字的には1コースの勝率が高くなっていますが、3コース、4コースの捲りや捲り差しが、かなりの確率で決まっています。
更に荒れるケースもしばしばあるので、ナイターレースだからと言って1コースに頼りすぎると痛い目に遭うのが蒲郡で、全国でも有数の勝率が安定しないコースです。
勝率が安定しないためのリスク回避法
このように勝率の安定しないコースでは、地元の有力選手の調子を確かめましょう。
安定的な成績を残しているようならば、1コースでなくても狙いの中心にするのも正解です。
また、地元で定評のある予想屋や専門サイトを見ておくのもリスク回避の手段です。無料のサイトを覗いておくのもいいでしょう。特に蒲郡競艇は、当てやすい企画レースが無く、7Rの進入固定レースだけですから、予想の難しいレース場の一つと言えます。
現在は新型コロナウィルスの影響で、無観客レースになっています。このため、舟券はネット販売のみで、予想は出走表と予想サイトだけです。だから、データだけでなく、予想サイトを見てトリガミにならない程度に保険を掛けておくのもいいでしょう。
一方、選手にとっては観客がいないということは歓声が全くないので、モチベーションの上がらない人もいるかもしれませんが、その一方でヤジや罵声を浴びることもないので、周りに惑わされることなく思い切ったレースができるのでは確かです。意外な大穴が出る一攫千金のチャンスかもしれませんよ。