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競艇のチルトとは?チルト角度でどれくらいボートの特性が変化する?

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出走表に記載されているチルト角度。-0.5度や0.0度といった僅差の数字が並んでいますが、これによってボートレースにどのような影響があるのでしょうか?小さな数字だからといって侮るなかれ。このチルト角度が変わることで、レース自体が大きく変わる可能性があるのです。

ここでは、チルト角度とはいったい何なのかチルト角度を調整することで何が変わるのかについて紹介します。チルト角度のことをよく理解して、予想に役立てましょう。

目次

チルトについての基礎知識

ボートレース大村公式フェイスブックより引用(https://www.facebook.com/boatrace.omura.jp/)

まずはチルトについての基礎的な知識です。チルト角度によってボートの特性は大きく変化します。また、ボートの特性が変化するために、競艇場によって調整幅に違いがあります。

ここでは、用語や調整による変化、競艇場による違いなどについて紹介します。

チルトとは

チルトという言葉は、英語の「傾ける」が語源になっています。

その名の通り、ボートにモーターを取り付ける角度のことチルト角度といいます。チルト角度はチルトアジャスターという五角形の部品で調整します。

素人目に見るとちょっとしたことのように思えてしまいますが、これをすることによって走行性能に大きな違いが出ます。競艇選手はレース前に戦略によってチルトを調整することができます。

各選手のチルトの取り付け状況は、場内アナウンスやモニターで発表されます。

ボートに対してエンジンが直角に取り付けられた状態がチルト角度0.0度で、チルト角度を小さくすることを「チルトを下げる」といい、逆に大きくすることを「チルトをあげる」または「チルトをはねる」といいます。

チルトの調整

チルト角度メリットデメリット
チルト角度をマイナス初速が出やすい・ターンがしやすいトップスピードが出にくい
チルト角度をプラストップスピードが出やすいスタートやターンが難しい

チルトの角度は0.5度ずつ調整でき、「-0.5度、0.0度、0.5度、1.0度、1.5度、2.0度、3.0度」の8段階となっています。

チルト3度になると、直線のトップスピードが出やすくターンしづらい特性になります。

チルトの取り付け角度によってそれぞれメリットとデメリットがあります。

まず、チルトの取り付け角度をマイナスに調整した場合です。この場合は舳先が下を向くので、接水面積が大きくなります。するとボートは安定して初速が出やすくなり、ターンがしやすくなります。その反面、水の抵抗が大きくなることでトップスピードが出にくくなります。

逆にチルトの取り付け角度をプラスに調整した場合は、舳先が上を向き接水面積が小さくなることで、水の抵抗が減ってトップスピードが出やすくなります。しかし、安定性に欠けるため、スタートやターンが難しくなります。

競艇場によってチルト角度の制限が違う

チルト角度は-0.5度から3.0度の8段階ありますが、競艇場によって上限が設けられています。

競艇場チルト角度の制限
戸田競艇場+0.5度
桐生競艇場+1.0度
びわこ競艇場・住之江競艇場・若松競艇場・福岡競艇場・大村競艇場・江戸川競艇場・徳山競艇場+2.0度
その他+3.0度
競艇場のチルト角度制限

これは競艇場ごとの特性によるもので、狭い競艇場やターンのしにくい競艇場ではレースの安全性を考慮して上限が厳しくなっています。

日本一狭い競争水面で知られる戸田競艇場では、調整角度がたった3種類しかありません。

チルト角度をプラスに調整するほど舳先が上を向いてボートが不安定になるため、事故を防止する意味でこういった上限が設けられているのです。

チルト角度でレースはどう変わる?

チルト角度を調整することでのメリットとデメリットがわかったところで、実際のレースではどう使われているか紹介します。

多くの選手が使う主流である角度と、一か八かを狙う選手が用いる角度とがあります。

現在の主流は?

最大で8段階まで調整できるチルト角度ですが、実際の出走表を見てみると多くの選手が-0.5度に調整していることがわかります。SGを戦う一流選手もほとんどがそうしています。

よって現代のチルト角度の主流は-0.5度ということになります。これは、トップスピードよりもスタートやターンを重視しているためです。

直線での伸びを欠いたとしても、出足の良さや安定性のあるターンで勝負ができるからです。逆に言えば、直線でどんなに速く走行したとしても1マークのターンで流れてしまえば勝てないということになります。

チルト角度を上げている選手

-0.5度が主流とされている中で注意したいのは、チルト角度を上げている選手です。-0.5度が並ぶ出走表の中に、時々0.0度や0.5度といった数字が見られます。こういう場合は、一発狙いの勝負に出る可能性があります。

1.0度以上はあまり使われることはありませんが、一発勝負を狙って使われることがまれにあります。1.0度以上になるとボートの操作が難しくなるので、結果は明暗が分かれます。うまくいけば1着、そうでなければ6着ということもありえるのです。

まとめ

同じような数字が並んでいるために、ついつい見過ごしがちなチルト角度。しかし、わずか0.5度の違いでボートの操作性が大きく変わり、それがレースにも影響してきます。

チルト角度を見ることで、選手がどういうレース展開を狙っているのかが見えてくることもあります。出走表を見るときは、チルト角度に少しだけ注目してみましょう。そうすることによって競艇がより面白くなるでしょう。

2023年1月の競艇予想結果

恒例の回収率データ公開。

→ 予想データ(競艇セントラル)

項目料金舟券代当選金額収支当選
1/6
スタンダード
20,00020,000261,30022,1300的中
01/5
ナイター版プレジデント
300,00020,0002,761,6802,441,680的中
01/5
ナイター版デラックス
40,00020,0000-60,000×
02/4
エグゼクティブ
100,00020,000502,200382,200的中
合計460,00080,0003,525,1802,985,180 

結果は、回収率533%でした。

今年も皆様結果報告していきますので、よろしくお願いします!

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