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競艇のルールの基本をわかりやすく解説します
最近はタレントをCMに起用するなどして、盛り上がりを見せている競艇。それでも競艇をしたことがない人からすれば、ルールがよくわからずなんだか敷居のたかいものに感じられるかもしれません。しかし、競艇のルールは至ってシンプルで、初心者でも比較的理解しやすいものです。
ここでは、競艇のルールについてわかりやすく紹介します。
ボートレースの基本ルール
まずはなんといってもレースに関するルールです。これを知らなければ、競艇を楽しむことができません。
6艇がコースを3周
競艇のボートの数は6艇と決まっています。他の競技のように艇数が増えたり減ったりすることはなく、公営競技の中では最も少ない出走数です。艇数が少ないのですから、当然当たりやすく予想もしやすいのです。
艇番にはそれぞれ色が決められており、1号艇から順に白、黒、赤、青、黄、緑の6色となっています。レースを観戦する際はこれを覚えておくと、自分の買った艇がすぐに見つけられます。
レースは1周200mのコースを3周します。スタートラインを通過したボートは、向かって右側にある第1マークターンと呼ばれる三角コーンを旋回します。
それぞれの選手の技術が駆使されるため、この最初のターンが一番の見所です。そのまま直線を走行し、続いて左側にある第2マークターンを旋回します。それを3周繰り返してゴールとなります。
先着した順に順位が決まり、舟券に関連してくる順位は3着までとなります。
展示航走
レースの前には展示航走が行われます。初めて競艇を見た人は、何をしているのかよくわからないかもしれません。展示航走とは模擬レースのようなものです。
展示航走には、スタート展示と周回展示の2種類があります。
スタート展示では実際の位置取りや出足の様子を見ることができます。また、周回展示では実際にコースを2周走行するので、ターンの様子やモーターの調子を確認できます。これらをあわせて予想材料とします。
ただし、スタートの位置取りなどは本番のレースと異なることがあるので、そこは参考程度に見ておいた方がよいでしょう。
スタートに関するルール
競艇が他の公営競技と大きく違う点といえば、スタートの方法です。ボートにはブレーキがついておらず一定の場所にとどまることができないため、特殊なスタートが採用されています。
艇番と進入コース
競艇では、艇番と実際にスタートするコースが違います。
レースの1分40秒前に待機場所から一斉に離れて、スタートする30秒前までコースを取り合います。このため、6号艇が1コースに入るということもありえます。
とはいっても、待機場所からスタート位置まで距離の近い1号艇が1コースに入ることがほとんどです。競艇では1コースは非常に有利で、その勝率は実に5割を超えています。迷った時には1号艇を買っておけばよいといっても過言ではないのです。
スタート30秒前になるとほぼコースが決まり、加速を始めます。全艇が一斉に加速を始めるのがスタートの約12秒前です。
フライングスタート方式
競艇で採用されているのが、フライングスタート方式です。フライングスタート方式では、大時計の針が0秒から1秒を指す間に、各選手がタイミングを図って一斉にスタートします。
0.01秒でも早くスタートすればフライング、0.01秒でも遅くスタートすれば出遅れとなります。
フライングや出遅れはスタート事故と呼ばれ、その艇に絡む舟券は全額返還になります。場内アナウンスがありますので、舟券を捨ててしまわないよう注意しましょう。
モーターとプロペラに関するルール
競艇では選手の技術はもちろんのことですが、モーターやプロペラも非常に重要となってきます。
いくら技術のある選手でも性能の悪いモーターでは、その実力を発揮できないためです。
これも予想をする上での判断材料となります。
モーターは抽選制
モーターはレース開催の前日検査日に抽選で選ばれます。レース開催から最終日まで抽選で決められたモーターを使用することになります。
モーターは様々な部品に分かれています。選手は引き当てたモーターの調子を見ながら整備をし、より走りやすいように仕上げていきます。
選手はモーターの調整を行うために、部品を交換することが許可されています。どの部品を交換したかは、公開されるので要チェックです。
モーターの整備には大きく2種類があります。出足型と伸び型です。出足型では加速のしやすさを重視しており、伸び型は直線での伸びを重視しています。
プロペラも抽選制
モーターと並んで重要な要素となるのがプロペラです。以前は「持ちペラ」として選手の持ち込みでしたが、現在は抽選でモーターに備え付けられて選手に支給されています。
プロペラもモーターと同様に自身で調整することが許可されています。レース期間中に木槌で叩いて、より走行しやすいように調整していきます。
モーターについてもっと知りたい方はこちら
まとめ
競艇を始めるにあたって必要となる基本的なルールを紹介しました。
それほど難しいものではなく、また艇数も少ないので初心者でもわかりやすい公営競技だといえます。百聞は一見に如かず、ぜひ競艇場に足を運んでみてください。