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競艇で荒れるレースの見極め方、ポイント5つ
風、波ともに強いときに行われる安定板使用レースは期待大!
競艇で走る水面上はボコボコしており不安定で、その水面に風速5m以上の強い風が吹くと激しい波が立ち、その状況で思い切っていくと転覆や落水に繋がるため選手は走りにくくなります。
それらの事故を防ぐために波が高いときや荒天時にボートに装着されるのが安定板です。(参考記事:安定板の影響)
競艇では基本的に最内1コース1号艇が有利であり勝率が高いが、風や波が強く荒い水面になるとスタートを決めにくくなり、1コース1号艇が有利とは言えなくなります。
例えばアウトコースダッシュ勢の4、5、6号艇がワンツースリーで着順を独占したり、1コース艇がアウトコースの5、6号艇のA2やB1選手にまくり、まくり差しを食らうなど安定板使用レースは展開が読みづらくなることから、荒れてしまう率が高くなります。
また補足として安定板を使用していないレースでも、もともと走ることが難しい難水面といわれ荒れやすい結果となりやすい競艇場があり、全国で唯一河川を利用した江戸川競艇場、全国屈指のイン勝率の低さを誇るびわこ競艇場、こちらの2競艇場は波や風が特異的な難水面であり、実力あるA1級選手でも3着以内に入ることができない予想外の結果になることが他競艇場に比べて高く有名です。
荒れるレースで大穴狙いの方には楽しめる場でしょう。
コース進入によって荒れる展開も!
競艇ではピットアウト後すぐにスタートを切るわけではなく、フライングスタート方式という定められた時間にタイミングを合わせてスタートを切る方式を取り入れています。
このスタートを切る前に待機行動という時間があり、この間に進入コース取りが各艇で行われます。
これは1号艇が1コースという枠番通りのコースが確約されるわけではなく、2号艇から6号艇でも1コースへ進入の主張をすることができる。このルールにより各艇による進入コースの駆け引きが起きる。
だいたいは1コース1号艇で収まることが多いが、待機行動のコース取り攻防の際、他の艇がインコースを取ろうとする戦法の前付けが行われると2や3コースに5号艇6号艇が入ったりして、インコースのスロースタート艇が通常スタート位置よりも深くなり(艇がスタートを切るライン上に近くなること)、スタートを合わせるタイミングが難しくなる。
それによりインコース艇のスタートが遅れて凹んだりして、アウトコースダッシュ艇のまくりやまくり差しが決まって大荒れな結果になることもあります。
周回展示で前付け
なので本番レース前に行われる周回展示で前付けする選手が入れば、荒れる展開の可能性が高くなると予想してもいいでしょう。
枠なりの進入ではないパターンとしてよく見かけるケースは、出走デビューしたての若手選手が4号艇や5号艇を乗ると想定したとき、進入は4や5コースになるところを事故防止のためにあえて最アウトの6コースに進入したり、A1、A2、B1選手が混在しているレースでベテラン選手や能力が高い選手が1コースを前付けで主張し合い、結果進入がバラバラになるケースなどがよく見かけられる。
艇番と進入コースが違うときは、荒れる可能性があると思って予想するのもいいでしょう。
ルーキー戦とレディース戦
ルーキー戦シリーズは荒れる
競艇選手は10、20代の若手から30、40代の中堅、50から70代のベテランと活躍する年齢層が幅広く、年齢関係なく戦うことが多い。
そんな中20代の若手ヤングレーサーが集うレースがあります。選手として伸び盛り且つどの選手の強気で攻めのレースを展開していくため、A1やA2、B1など選手によって階級は分かれているが、能力が拮抗しているため誰が勝ってもおかしくなく予想が難しいため荒れやすく高配当なレースが多めです。
コース取りの攻防も激しく枠番通りにならないレースが数多く見受けられます。
2020/01/21のスカパー!・JLC杯戸田ルーキーシリーズ第2戦を見てみると12レース中、1コースに1号艇が入ったのはわずか3レース。他の日程を見ても枠通りなのは3,4レースでした。
レディース戦の特徴
また同様にレディース戦(女子戦)も選手によって階級が分かれているが、階級と選手能力はそんなに比例していることもなく、レース展開が読みづらくて荒れやすさが高めです。
その理由として、強気でスタートにいける選手が少なく遅いスタートとなってインコース艇が凹んだカタチでアウトコース勢から捲られたり、ターンが不安定で道中予期せぬところで抜かれたりするなど展開が不安定です。
これらのレースが開催されるときはチェックしてみるのもいいでしょう。
B1選手が好モーターを手にしているときは要注意
A1級選手は能力数値が高く、ターンのテクニックが上手いのはもちろんですが、それでもモーターが良くなければA1選手の技術をもってしても勝率は高くはなくなります。
競艇場によって勝てる好モーターというものがあり、出足、行足、伸足の馬力が強く2連率3連率が極めて高いモーターです。モーターはレース開催前に抽選で選手に振り分けられるが、好モーターをB1選手が手にしている時のレースは要注意で、先ほど記したようにA1級選手がテクニックで優っていても、好モーターを手にしているA1級以下の選手が出走レースにいれば負ける可能性もありえます。
A級選手がB級選手に負けると配当は当然高くなるので、B級選手が好モーターを手にしたときは、波乱含みの荒れた展開を予想してもいいでしょう。モーター勝率は出走表から確認ができます。
レース初日は荒れやすさに期待膨らむ
レースは1節大体4日から6日間で開催され、その節の優勝者を決める。日が経過する毎にモーター整備が何度も施され、選手は乗りやすさを求めながらレースをしていくので、節の後半ぐらいからはモーターの良し悪しが見えてきます。
しかしレース初日というのは、まだモーター整備が行き届いていないことや艇の乗りやすさなど実戦感覚が掴めていないことから、荒れやすい傾向がある。それこそA1級選手が1コース1号艇で1着に入らないことなどありえやすいです。
レースは毎日何処かの競艇場で開催されているため、初日を迎えているところは大荒れ大穴を期待するのもよいでしょう。