競艇選手の体重が重いとレースにどう影響するのか? 体重とレース当日の条件の組み合わせ

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競艇は体重が軽い方が有利な競技

スポーツによっては体重の重い軽いが大きく勝敗を左右する競技があります。体重のランク別がある競技では既定体重にするため、ボクシングのような過酷な減量が必要です。ただ、減量が本当に大変で日夜体調管理に励んでいるのはボクシング選手でも競馬の騎手でもなく競艇選手です。何故かと言うと競艇は、体重が軽い方がスピードが出て、直線の伸びが良いため、1キロの重量の差でもタイムが大きく違うからです。

このため、競艇では減量する選手が多く、風呂に併設されているサウナに何時間もこもって体重を落とすこともあります。ただ、無理な減量で体調を崩すこともあるため、選手の安全のために最低体重が決められています。以前は男子50キロ、女子47キロでしたが、2015年11月から男子51キロに変更になりました(女子は変更なしです)。

最低体重は男子51キロ、女子47キロ

1キロでも体重を落そうと選手は励んでいますが、目いっぱい減量した選手が更に1キロ落とすのは至難の業です。だから体重の重い選手にとっては恵みの1キロと言うことになります。一方で、これまで必死に50キロまで体重を増やしていた体重の軽い選手にとってはあと1キロ増やすのはとても大変なことです。

この最低体重に満たない場合は強制的に錘を着けられます。500グラムのベストに錘を最大3キロまで入れてレースをすることになります。それでもまだ軽い場合はボートに錘の着いたカーペットを着けられますから、無理な減量をする選手はいません。ただ、中には体重を増やさなければならない女子選手もいるので、その場合は苦しい思いをしているようです。

5キロの差で1艇身の違い

そこで、体重の差がどれくらいレースに影響するのでしょう? 競馬のハンデキャップ戦は弱い馬に乗る騎手の斤量を軽くしますから、載っている選手の重量が軽い方が有利なのは当然です。特に競艇では同じ規格のボート、同じ性能・馬力のモーターを使うのですから、選手の体重が軽い方が有利なのは歴然です。

一般的に重量が5キロ違うと1艇身の差(時間にして0・15秒)がつくと言われていますから、それだけ1マークに早く到達すると考えれば、幾ら体重の重い選手が絶妙なタイミングでスタートを決めても追いつけないことになります。それだけ体重は勝負に重要なことだということが分かると思います。

特に競艇は一度先頭に立ってしまうと後から来るボートは前のボートの引き波の上を走ることになるので抜くのが難しくなります。特に前を行く艇は後ろからくる艇を引き波に嵌めるように走るので、なおさら抜くのが難しいのです。

重い方が有利なケースもある

体重の重い選手はボートのスピードでは軽い選手に敵わないかもしれませんが、悪い面ばかりではなく、重量があればボートが安定するので、ターンの際には有利です。ましてや波や風で水面が荒れているような場合は、重い方が有利になるケースもあります。だからデメリットばかりではありません。軽くしようと無理な減量を続ければ体力は勿論、筋肉も落ちますからターンでボートを支え切れず流れてしまうこともあるのです。

選手は毎朝必ず体重測定をする

競艇選手は毎朝、レース場に到着すると必ず体重測定が行われます。そこで最低体重前後であった選手は展示航走前にもう一度体重測定を受け、体重調整が必要かどうか判断されます。男子で51キロに満たなかった選手には錘の入ったベストが着けられ、レース前に公表されます。中には特例として優勝戦などの前には再度体重測定をする場合があります。

体重測定は厳密にいうと五捨六入なので、50・6キロあれば51キロと認められます。そして体重調整選手とは言ってもほとんどが1キロ前後です。そして、この体重は翌日の出走表の選手の体重として発表されます。選手は少しでも軽い体重で走りたいので、1日2回走りの選手は前のレースで濡れてしまった服やヘルメットを急いで乾かしたりして、次のレースに備たりします。

有力選手の体重の変化に注目しよう

体重制限で注目したいのが、有力選手の体重です。モーターの調子や展示タイムのデータも大事ですが、普段は55キロから60キロでレースに出場している選手がいきなり51キロの制限ギリギリに絞って出てきたら、それは今開催では気合が入っている証拠です。何としてもタイトルが欲しい、優勝したいと思っている表れですから舟券を買う際には注目しましょう。

体重を見て舟券を買う際の留意点

そして、今まで以上に無視できなくなったのが女子選手です。競艇は男女混合の競技ですから、これまでの3キロ差から4キロ差に広がったことで男女差が多いに注目されます。全速のスタートダッシュなら確実に1艇身近い差が出来るということになります。4カドから豪快に捲られたり、アウトからインを差されたりする可能性も大きくなります。

そうは言っても現実は、60キロ台でボートに乗っている選手はたくさんいます。中には60キロ以上の選手ばかりを集めたヘビー級レースが行われることもあります。艇が安定しているのでターンはしやすく、荒れた水面でも艇を安定させるメリットもあります。更に艇がぶつかった際にもはじかれる心配もないのです。