4コースカドのまくりをしたときのレース展開

4コースカドのまくり競艇の勝ち方

競艇の4コースはレースでどんな位置なの?

レース展開を解説する前に先ず、競艇の4コースがどのような位置で、勝負にどのように関わるかを説明します。

競艇のスタートはインコースの3艇がスロースタート、アウトコースの3艇がダッシュスタートです。そして、殆んどのレースが枠なりスタートですから4コースはほぼ中央で、助走距離が長くスピードが出るアウトコースの一番イン側と言うことになり、丁度カドになることから4カドと言われています。

 

競艇では1コースが絶対有利で勝率が一番高いのは分かりますが、アウトコースの中では一番1着になる可能性の高いのが4コースで、差し、捲り、捲り差しの全てが可能な、技が決まれば最高の位置でもあります。

ただ、一番重要なのはスタートです。スタートを決めればスピードが乗っているので、インにいる3艇の前に出て外から豪快に捲りを決めることが出来ます。

勿論ですが、実力上位の選手でなければ勝つことはできませんし、外側からインの3艇が前に出られない様に絞め付けて外から捲るのですからモーターのパワーも必要です。

 

このように「絞め捲り」が決まれば、インの3艇は動けず引き波に飲まれて下位に沈む総崩れになります。

もし、1コースが抜け出してもツケマイで引き波に乗せてしまうことが出来るので、実力のある4コースならば捲りで勝てます。

そして、その際の2着、3着はアウトの5コース、6コースと言うことになりますから、当然高配当になります。

1コースと一騎討ちのケースも

1コースにも実力のあるA1選手が入っていれば連単4-1の出目が有力ですが、捲りで先頭に出られなくても1-4の目もあります。

3連単ならばこの2通りに3着を全にすれば予想は完了で、2着に5コースが入ることを想定して2着を3通り買っておく手もあります。

 

重要になるのが3コースの動き

そこで一番重要になるのが3コースの動きです。

3コースが内側の2艇の外から捲ろうとしている場合はその外から捲るのは難しく、作戦変更を余儀なくされます。

3コースが捲っていって空いたスペースに差していく方法が最善の策です。4コースはこの瞬間の判断が必要ですから、実力のない選手では勝てません。

このことから4コースが人気の中心で実力のある選手の場合は捲り、差しの両方を想定しなくてはなりません。

実際のレースのシミュレーション

それでは実際に4コースが捲りそうなレースを想定してみましょう。

A1選手が1、3、4コース、残りの2、5、6コースがA2選手と言う実力が拮抗したレースで考えます。

進入は枠なりの123、456の体形で、予想通り134がスタートよく抜け出しそうな気配です。

 

4コースがイン3艇の外から大きく捲っていき、1コースを絞めてターンします。

早くも2コースは遅れ気味で3コースに捲られて脱落。

更に3コースは2コースを捲った後にインに切り込み捲り差しで対抗、4コースが抜け出した後に3コースが追走する形です。

 

1コースは4コースの引き波に飲まれて脱落、インを差してきた5コースが浮上してきます。

1周目の第二ターンマークで3コースが4コースのインから差してきますが、決まらずに体形は4、3、5のままレースが決着するというパターンです。

これは3コースの選手が実力のあるA1選手の場合の例で、このような捲り差しは殆んどありません。大体4コースが捲ると一番不利になるのが3コースで、殆んどの場合は圏外に沈みます。

 

また、4コースだけがA1選手で残りがB級選手の場合は、4コースのA1選手がスタートよくインの3艇を絞りながら捲り、先頭に出ます。

インの3艇は総崩れとなり、4コースについていった5コースがインから差し2着に浮上、同じように空いたインを突いていった6号艇も運よく3着に入るパターンです。

4コースが勝つと2着は1コースか5コース

データによると4コースが勝った場合、2着に入る艇で一番多いのがデッドヒートを演じるであろう1コースで、連単で4-1、1-4のケースです。

しかし4コースが捲りで勝った場合に限ったデータを見てみると、一番多いのが1コースではなく、5コースなのです。

4コースが勝ったレース全体から見ると5コースは1コースに次いで2番目なのですが、どうして捲りに限っては反対になり、5コースが有利になるのでしょうか?

 

スタート後、第一ターンマーク手前で4コースが1艇身以上前に出て捲ってしまえばインの3艇は引き波に飲まれて確実に潰されます。

しかし、3コースが頑張って半挺身でしのげば捲りは不発に終わります。ここが3コースと4コースの攻防です。

4コースが3コースを潰して捲りに成功すると4コースの後に付いて行った5コースは大きく空いたインを簡単に差すことが出来ます。そのために5コースが楽に浮上するのです。

 

捲りではなく、差しや捲り差しで4コースが勝った場合では、1コースは邪魔をされることがないので2着になることが圧倒的に多いのです。

もし、4コースに実力があり、捲りの得意な選手が入った場合は、展開をよく読んで予想してください。