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待機行動違反とは?ルールと減点について

待機行動違反
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競艇のスタート前に見られる待機行動。コースへとただ移動しているように見えるかもしれませんが、実はそこには様々なルールが定められています。ルールがあるということは当然罰則も設けられています。
ここでは、待機行動のルールと違反について紹介します。

目次

待機行動とは

出典:https://www.boatrace.jp/owpc/pc/race/raceresult?rno=5&jcd=07&hd=20220101

待機行動とは、ピットを離れてからスタートするまでのことをいいます。

上イラストをご覧いただくと、上から順番に、123645と、6号艇が2つ前に来ていることが見て取れます。

ボートレースでは、1号艇から順番にスタートコースに入るというわけではありません。そのため、レーサーが自由にスタートコースを選択するコース取りが行われます。これも待機行動中に行われます。

競艇は内側(イン)が有利

競艇は、反時計回りに3週して着順を競う競技でもあり、そのため、中心から近いインコース(1号艇)側が有利とされています。

そのため、選手は少しでもインコースに近づこうと躍起になる選手もいるくらいです。そのため先ほどの6号艇は、一番外(アウト側)ではなく、インコースに近い4コース(1236の4番目のコース)に進入したわけですね。

待機行動は何のためにするの?

待機行動は、時間にして1分40秒から50秒ほどです。
まずは待機航走として、ボートがピットアウトした後にスタートラインに真っ直ぐ向くまでの時間があります。この間に各艇はスタートコースを取り合うために、駆け引きを行います。この駆け引きは、初心者には少しわかりにくいものかもしれません。

次に進入航走として、スタートラインに正対してからスタートラインを通過する直前までの時間があります。この間は大時計に合わせてスタートを切れるように、加速をしていきます。一瞬でも判断を誤ればフライングや出遅れを起こしてしまうことになり、これには重いペナルティが課せられます。わずかな時間でスタートを通過するという競艇選手の技術が見られる瞬間でもあります。

コース取り

競艇では圧倒的にインコースが有利といわれています。特に1コースの勝率は全国平均で5割を超えています。
しかし、どの艇も競って1コースを取ろうとするかというと、そうでもありません。これはなぜでしょうか。

ボートにはブレーキがありません。インコースを狙うあまりに早めに進入すると、ボートが前方へと進んでしまい助走距離が短くなってしまいます。いくらインコースをとったとしてもトップスピードでスタートを切れなければ、他の艇に離されてしまいます。

そこでどの艇も無理にインコースを取りに行くようなことはせず、枠なりの進入となることが多いのです。

待機行動のルール

待機行動には、細かいルールが定められています。
2009年に待機行動の活性化とよりわかりやすいものとすることを目的として「待機行動実施細則」の一部が改正されました。

違反となる行為

違反となる行為には、以下のようなものがあります。

  • インコースに入る艇は、第2マークとの間隔を空けすぎないこと。また、2コースから5コースの艇は、内側の隣接する艇との間隔を空けすぎないこと。
  • 接近している他艇の進路を妨害すること。また、追突等で他艇に支障を生じさせること。
  • ターンマーク等への接触(手でつかまることも含む)で進入が深くなるのを避けること。
  • 故意にエンジンを停止させて進入が深くなるのを避けること。
  • 艇先をスタートラインに向けた後に、再度スタートラインと反対方向に航走すること。

2009年に改訂されたのは4項目です。より待機行動をわかりやすくするために改訂されました。

○待機行動のバックストレッチ側でスロー航走する場合は速やかに内線にボートを寄せ、内線と平行に航走することを規定化する。

○スロー航走時の右転舵は待機行動違反とする。ボートを内線に寄せた場合とダッシュ艇が助走距離を取るための場合は除く。

○ホーム側で150メートルの見透かし線に先に到達したボートからコースの優先権が得られるものとする。

○スタート展示に出られなかった選手が、本番レースで最アウトから進入しない場合は違反とされていたが、この項目は削除する。

文字にすると少しわかりにくいかもしれませんが、基本的には他艇の妨害になることや時間稼ぎになるようなことが禁止されています。よりレースをわかりやすく平等にするために細かく定められているのです。

待機行動違反の罰則

では、待機行動違反をした場合はどういった罰則があるのでしょうか。

待機行動違反をした選手は、事故点-2点が加算されます。事故点は、選手がスタート事故や反則を起こした場合に加算される点数です。事故点÷出走数で事故率を算出し、それが0.70を超えると、次期はB2への降格となります。

また、待機行動違反を複数回繰り返した場合は、即日帰郷の対象となります。その後のレースに参加できなくなるため、これも選手にとっては痛手です。

選手にとっては痛い事故点加算ですが、レースは正常に行われているので失格や返還等はありません。また待機行動違反の発表は審判が判定したものをレース後に行うため、ファンにとっては気付きにくいものかもしれません。

まとめ

ファンにとっては少しわかりにくい待機行動違反。細かいルールの下で審判が判断しているため、あからさまなものならばともかく素人には理解しにくいものが多いのは事実です。違反があっても返還がなく、直接ファンには関係ないことも影響しているといえます。

とはいえ、競艇においてのスタートはとても大事な要素です。予想をする上では、頭に入れておきたい知識です。

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01/5
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02/4
エグゼクティブ
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今年も皆様結果報告していきますので、よろしくお願いします!

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